お知らせ
【近未来予想リサーチ:調査結果の発表 第1弾】日本はコロナ禍を克服できるのか?東京五輪の開催は?
- 2021/05/27
- 結果発表
2021年4月20日~5月7日に実施した「|NRC|近未来予想リサーチ 全問正解者で10万ポイントを山分け! ~2021年これから起きる10の出来事を予想してみよう!~」の結果を紹介いたします。本アンケートは、サイバーパネル会員から合計16,677名に参加いただきました。
未来予想その1:ワクチン接種進捗
年末時点(12/31)で日本国内のコロナウィルスワクチン接種人数は8800万人(日本の人口の約7割)を上回ると思いますか。
一説には人口の7割がワクチン接種(ないしは感染)で抗体を得ることで集団免疫を得られる可能性があると言われていますが、年末時点でそれが実現しているとの予想は、男女、年代別にみてもどれも2割台後半から3割程度であり、回答者の7割がコロナウイルスワクチン接種の進捗について悲観的な見方をしている事が窺われます。
未来予想その2:国産ワクチン接種開始
年内に日本国内メーカーの開発した新型コロナウィルスワクチンが認可され、国民への接種が始まっていると思いますか。
国産ワクチンの接種について男性の約6割、女性でも5割強が「始まっていない」と悲観的な見方をしています。現状では外国産のワクチンに頼らざるを得ない事が、日本でワクチン接種が進まない理由の1つにもなっており、是非とも国産ワクチンの早急な開発と認可に期待したいところです。 また興味深い事に、年代が高くなるほど国産ワクチン接種開始の期待が弱まる傾向が見られ、科学技術の進歩が支えた日本の高度成長期を見てきたはずのシニア世代までもが、国産ワクチンの開発進捗に対して悲観的である事が窺われます。
未来予想その3:オリンピックでの獲得メダル数(開催有無を含む)
東京オリンピックでの日本人選手のメダル獲得数は、前回リオデジャネイロ大会での獲得数41個(金銀銅の合計)を上回ると思いますか。
東京五輪での日本人選手の活躍は多くの国民が期待する事でしょうが、そもそもコロナ禍の最中にオリンピックのような大規模イベントを行う事が出来るのか、多くの人がこの予想に頭を悩ませた事だと思います。 予想の結果としてはメダル獲得数以前に「東京五輪は中止または延期」という予想が性別や年代を問わず過半数となりました。開催を予想をした回答者の中では、50代以上の中高齢者にメダル獲得が前大会を上回ると予想した方の割合が多いのですが、コロナ禍が克服されていたならばこの割合がどうなっていたのかと思わずにはいられません。
今回のレポートではコロナ関連と東京五輪に関する3つの予想についてお伝えしましたが、残りの7つの予想についても順次レポートしていく予定です。
■アンケートで未来予想は可能か? ~アンケートの新たな可能性を探る、近未来予想リサーチの楽しみ方~
今回の"近未来予想リサーチ"では、1万6千人を超えるサイバーパネル会員の方々に10の出来事の予想をアンケート形式で回答していただきました。予想を楽しみながら(かつ真剣に)参加していただく為に、全問正解された方には10万ポイント分の謝礼進呈することをお約束しました(※全問正解者が複数人の場合は10万ポイントを「山分け」進呈、全問正解者不在の場合は最多正解者に進呈するルールです)。
今回のアンケート結果はサイバーパネル会員の皆さまの集合知と言えるものかもしれません。実際の未来と今回の予想結果がどの程度正解するのか、調査を行った私たちも結果が待ち遠しいです。
本レポートでは"未来予想リサーチ"の結果報告第1弾として、コロナウィルス関連とその感染状況が開催に強い影響を及ぼす東京五輪についての未来予想結果をお伝えしました。
(※本アンケート参加者の構成比は、女性より男性が多く、年代では50代以上が半数以上を占めています。 その結果、男女別での予想結果(比率)についても50代以上の中高年層の意見が多く反映されています。)