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  • 【近未来予想リサーチ:調査結果の発表 第3弾】長引くコロナ禍、どうなる日本経済? ~株価・為替・燃料価格を予想~

【近未来予想リサーチ:調査結果の発表 第3弾】長引くコロナ禍、どうなる日本経済? ~株価・為替・燃料価格を予想~

2021年4月20日~5月7日に実施した「|NRC|近未来予想リサーチ  全問正解者で10万ポイントを山分け! ~2021年これから起きる10の出来事を予想してみよう!~」の結果を紹介いたします。本アンケートは、サイバーパネル会員から合計16,677名に参加いただきました。

調査結果の第3弾はウイルス感染予防対策によるマイナスの影響が懸念される、日本の経済・景気に関連する予想結果をご紹介します。

調査結果の第1弾(新型コロナと五輪開催に関する予想)はこちら

調査結果の第2弾(総選挙結果と年末時点の首相の座を予想)はこちら

 

未来予想その6:日経平均株価

今年の東証の大納会時点で日経平均株価は3万円を上回ると思いますか。

日経平均株価は今年2月に30年半ぶりに3万円代を回復しましたが、その後は2万7千円台から3万円台の間で株価が変動しており、やや不安定な相場が続いています。今回の近未来予想リサーチでは年末大納会時点での日経平均株価を予想しましたが「3万円を上回る」という予想は男性ではほぼ1/3(34.9%)、女性では1/4(25.4%)にとどまりました。年代別では50代以上のシニア層で「上回る」との予想が3割を超えていますが、年齢による顕著な差はありません。アンケート結果からは、コロナ禍収束の見通しが立たない中、多くの人にとって日本の株式市場への明るい展望が描きにくいことが窺えます。

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未来予想その7:為替

今年最後の東京外国為替市場での為替相場は1米ドル=110円より円高だと思いますか。

年始は103円台からスタートしたドル円相場ですが、5月末時点では109円台で取引されており、年初以来ドル高円安の方向に推移しています。近未来予想リサーチでは、年末時点のドル円相場が1米ドル=110円より円高になるかを予想しましたが、円高(110円未満)と円安(110円以上)がほぼ拮抗する結果となりました。男女別では僅かながら男性に円高予想が多く、年代別では年齢が高くなるにつれて円高予想が増える傾向は見られますが、顕著な差にはなっていません。

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未来予想その8:ガソリン価格

年末時点のレギュラーガソリン1リッターあたりの全国平均価格は150円を上回ると思いますか。

資源エネルギー庁発表の給油所小売価格調査によれば、年初のレギュラーガソリン1リッターあたり全国平均価格は136円台ですが、このアンケートを行った4月下旬時点でも1リッターあたり150円を超えており、ガソリン価格は年初から上昇しています。近未来予想リサーチでは、年末時点のガソリン価格を予想しましたが、予想の結果は大きく二分されました。男女別では男性に「150円未満」の予想が6割弱と女性に比べて1割ほど多くなっていますが、年齢による顕著な差は見られません。

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■アンケートで未来予想は可能か? ~アンケートの新たな可能性を探る、近未来予想リサーチの楽しみ方~

 今回の"近未来予想リサーチ"では、1万6千人を超えるサイバーパネル会員の方々に10の出来事の予想をアンケート形式で回答していただきました。予想を楽しみながら(かつ真剣に)参加していただく為に、全問正解された方には10万ポイント分の謝礼進呈することをお約束しました(※全問正解者が複数人の場合は10万ポイントを「山分け」進呈、全問正解者不在の場合は最多正解者に進呈するルールです)。

 回答者ご自身の考えもさることながら、世間の人々の思考や行動の結果生じる出来事の結末を未来予想していただきました。その結果はどの程度「予想」としての確度が高いのか、その答えが出る年末を待ちたいと思います。

今回のレポート第3弾では日本の経済に関する3つの予想についてお伝えしました。残りの2つの予想はレポート第4弾にて報告する予定です。 (※本アンケート参加者の構成比は、女性より男性が多く、年代では50代以上が半数以上を占めています。 その結果、男女別での予想結果(比率)についても50代以上の中高年層の意見が多く反映されています。)